戦争と平和の終焉

人類をオワコンにしない道を探ろう

イギリスやスペインなどが
アメリカ大陸を分割し
帝国日本を含む列強諸国が
中国を食い物にし尽くしたとき
武力で領土を拡張しさえすれば
得をする時代は終わった

やがて世界は
武力による領土拡張ではなく
人間を育てて生産性を上げることと
自分の国は平和のままで
他の国に戦争をさせて
得をする時代に移っていった

戦争をすると損だとわかってくると
策略抜きで戦争をする国は減って
色々理屈をつけては
紛争を煽りつつ
民主主義と個人の自立に
希望を探す時代になった

そうこうするうちに
特別な才能を持った人以外の
普通の仕事
AIとロボットが肩代わりする時代が
目の前に迫っってきている

人が生産力の基礎である時代が終わり
機械で生産がことたりる時代になれば
人類はオワコンになるかもしれない

多くの人が必要とされない時代になれば
個人の自立も民主主義も
その根拠を失うかもしれない

逆説的だが
その結果として
永遠の平和が訪れる
かもしれない

そうではない未来を
想像する力がほしい