自然のリズムを感じて生きたいものです

1999年(平成11年)まで、成人の日は1月15日でした。今の成人式は1月の第2月曜日ですから、今年は一昨日の13日でした。

連休になるように月曜日をお休みにするという、21世紀の日本政府の意向によって変更されたんですね。

もともとの成人の日は、週の初めの満月の日に元服式をしていたことが元になっているようです。江戸時代まで、日本の暦は月の満ち欠けを基準にした太陰暦でしたから、1月15日は必ず満月だったわけです。しかし明治政府は太陽暦を採用しましたから、成人の日の1月15日は、必ずしも満月ではなかったわけです。

1年の月日の変化を毎日意識するのはやさしくありませんが、月の満ち欠けは目で見ればわかリます。月による自然のリズムは太陽暦よりも太陰暦の方が感じ取りやすいと思われます。

最近は「地球の温暖化」のせいでしょうか、季節の変化がしっくり来ません。今年もまだまだ温かく、冬を痛感したことがまだありません。

気候の移り変わりと違って、月の満ち欠けは必ず計算通りに起こるのでちょっと安心できるような気もします。

気になったので今日の月齢を調べたら20日ですから、満月からはだいぶ小さくなっていますね。17日の金曜日下弦の半月。13日の成人の日は18日ですが、大潮でした。

ちなみに、旧暦(江戸時代までの暦)では、今日は12月21日のようです。