鼻が詰まったときに、強くかんではいけません
あなたは鼻づまりの真実を知っていますか?
そろそろ花粉が飛び始めているようです。
ところで鼻づまりというのは、鼻に鼻くそがたまってつまるのではないのですね。
その事実を、私は昨年まで知りませんでした。
私は40歳を過ぎたある日、突然花粉症になりました。
何の前触れもなく、タラーっと鼻水が出てきたのです。
それ以来、毎年2月から5月くらいまでは、目がかゆく、鼻がつまります。
鼻がつまると、鼻うがいをしたり、鼻をかんだりすると、少し楽になります。それで私は、
鼻がつまるというのは、粘着質の鼻くそがたまって、息がしにくくなることだ
と思い込んでいました。だからお湯で鼻うがいをしたら、鼻くそが流れて、鼻が通るものだと思っていたのです。
でも、実は鼻くそが大量に出ているわけではないんです。鼻の内側の粘膜が炎症を起こすからなんです。
粘膜が炎症で腫れ上がって、鼻の穴が空気が通れないほど狭くなったことを「鼻がつまる」という
と、ある医療関係者に聞きました。
あなたはご存知でしたか?
だから、鼻がつまっても、鼻を強くかんではいけないのです。鼻を強くかむとその刺激で炎症がよけいにひどくなり、はなづまりが悪化するのだそうです。百害あって一利なしってことです。
昨年までの私は、鼻うがいができない時に鼻が詰まると、思いっきり鼻をかんでいました。大馬鹿ものでした。
やさしくお湯で鼻うがいするのが一番なのです。